消化器内科を受診される患者様は、無症状の方から、腹痛、吐血、下血、だるさ、食欲不振、貧血、やせ、黄疸など幅広い症状の方がいらっしゃいます。
消化器内科の病気だと思っていない方でも、身体の調子が悪いな…と思って内科を受診される方の半数以上が、自覚はないものの、消化器の病気であることが多いのです。
長時間にわたって便がおなかの中にとどまると、徐々に水分が失われて硬くなり、おなかが張ったりして更に排便が困難になります。
便秘だと感じておられる方は、まず適度に水分摂取を心がけることが大切です
逆流性食道炎は、胃と食道の境界部分がゆるむなどして、胃酸を含んだ胃内容物が食道へ逆流することにより生じる病気です。
「胸やけがする・酸っぱいものがのどに上がってくる」といった症状が主ですが、「のどがつまった感じがする・声がかすれる・口が苦い・咳が続く・睡眠時無呼吸」などの呼吸器症状を生じることはあまり知られていません。これらの症状が食道への胃酸逆流が原因で生じていることに気づかないために、長い間症状を我慢しておられる方が多いのではないでしょうか。
逆流性食道炎を疑う場合、まず胃酸逆流症状を確認するための簡単な問診を行い、続いて内視鏡検査(胃カメラ)で食道粘膜の炎症を確認します。内視鏡検査は苦手な方もおられると思いますが、食道がん・胃がんなどの病気を見逃さないためにも一度は検査を受けておかれる方が良いでしょう。
― 逆流性食道炎セルフチェックシート ―
受診前1週間の症状について当てはまる項目をチェックして、医師にお伝えください。 | ||
「胸やけ」の症状がある | 週4~7日 | □ | 週2~3日 | □ | 週1日 | □ | なし | □ |
「呑(どん)酸(さん)」の症状がある 呑酸とは、のどの辺りや口の中が酸っぱい、 胃の中身が逆流する感じがすることを言います |
週4~7日 | □ | 週2~3日 | □ | 週1日 | □ | なし | □ |
「胸やけ」や「呑酸」のために、 よく眠れなかった |
週4~7日 | □ | 週2~3日 | □ | 週1日 | □ | なし | □ |
「胸やけ」や「呑酸」のために、 医師から指示された以外の薬(市販の胃薬等)を服用した |
週4~7日 | □ | 週2~3日 | □ | 週1日 | □ | なし | □ |
機能性胃腸症は、胃自体に症状の原因となるものは見つからず、心理的・身体的ストレスなどが原因となって、胃の働きに支障がでて、胃の不調をおこす病気と考えられています。
機能性胃腸症の治療は、対症療法を中心に行なわれます。対症療法とは、病気による症状を和らげることを目的に行なわれる治療です。主に薬物療法などの内科的治療と食生活を含むライフスタイルの改善の両面から行います。
― 機能性胃腸症セルフチェックチャート ―
以下のチャートはあくまで目安となりますが、気になる症状がおありの際は、ご自身で判断することなく、お早めにご相談されることをお勧め致します。
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